農家世帯の収支の推移

農家世帯の1975年から2009年の34年で、1件あたりの農家総所得のピークを迎えたのは1995年で、743.1万円となっています。
その前後の1990年も699.9万円、2000年も690.0万年。
2009年の380.5万円と比べると、感覚としては2倍近くです。
しかし注目すべきは純粋な農業所得であり、2000年までは13%から16%であり、20%を超えたのは1975年までと2005年以降なのです。
1995年のピーク時以外は年間100万円を超える農業収入は2005年のみとなり、その他は90万円前後です。
1995年とその前後の所得は、単純に好景気が影響し、農業収入以外の収入の増加が反映したと考えられます。
2009年には農家総所得は380.5万円で、農業所得は86.8万円、農業所得割合は22,8%です。
それだけ全体的な景気が低迷している表れであり、農家が農業以外から収入を得ることが難しくなっている傾向も垣間見られます。
勤労者世帯の実収入が520万円で、この20年、大した増減もないことからみると、農家の家計としてはかなりの厳しさを強いられていると考えていいでしょう。
世帯人員も1975年から2000年までは4人を超えていましたが、それ以降は徐々に減少し、現在では3.7人となっています。
これも労働者世帯の3.4人と比べ、大きな違いは見られません。

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